配信技研NEWS:日本ゲームカテゴリ ライブ配信視聴ランキング (チャンネル) 2020年5月

日本のゲームカテゴリでのライブ配信から視聴時間順での一覧

[Minutes Watched: 視聴時間(分), Hours Broadcasted: 総配信時間, Average CCU: 平均同時接続数]

こちらは Giken Access から集計した、日本語で発信されているゲームカテゴリのライブ配信から、視聴時間順に上位20チャンネルを抜粋したものです。期間は2020年5月1-31日となっています。

集計は載っているもの以外のプラットフォームも観測しています。

  1. pekora ch. 兎田ぺこら

  2. jun channel

  3. fps_shaka

  4. stylishnoob4

  5. korone ch. 戌神ころね

  6. kuzuha channel

  7. aqua ch. 湊あくあ

  8. 兄者弟者

  9. graham channel

  10. 勇気ちひろ

  11. spygea

  12. marine ch. 宝鐘マリン

  13. yaritaiji

  14. 渋谷ハル

  15. coco ch. 桐生ココ

  16. riotgamesjp

  17. 本間ひまわり - himawari honma -

  18. ももたろ

  19. miko ch. さくらみこ

  20. ruytv

access

■「視聴時間」を用いて国内あらゆるライブ配信を評価しアーカイブした Giken Access をご提供出来ます。

Giken Access では、

・観測された複数プラットフォームでの75,000以上の日本語全チャンネル

・各チャンネルでプレイされたゲームタイトルの内訳

・ゲームタイトルランキング

・ゲームタイトル別配信チャンネル一覧

等、全ての情報をご覧になれます。

ご利用のお問い合わせは info@giken.tv までお願いいたします。

配信技研NEWS:日本ライブ配信視聴ランキング (ゲーム) 2020年4月

日本のゲームカテゴリでのライブ配信から視聴時間順での一覧
[Minutes Watched: 視聴時間(分), Hours Broadcasted: 総配信時間, Average CCU: 平均同時接続数]

こちらは Giken Access から集計した、日本語で発信されているゲームカテゴリのライブ配信から、視聴時間順に上位20タイトルを抜粋したものです。期間は2020年4月1-30日となっています。

  1. あつまれ どうぶつの森

  2. ARK: Survival Evolved

  3. Apex Legends

  4. Minecraft

  5. フォートナイト

  6. バイオハザード RE:3

  7. FINAL FANTASY VII REMAKE

  8. リーグ・オブ・レジェンド

  9. Shadowverse

  10. 荒野行動

  11. Dead by Daylight

  12. 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

  13. PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS

  14. IdentityV 第五人格

  15. スプラトゥーン2

  16. STREET FIGHTER V CHAMPION EDITION

  17. モンスターストライク

  18. ハースストーン

  19. Escape from Tarkov

  20. ダークソウルIII

access

■「視聴時間」を用いて国内あらゆるライブ配信を評価しアーカイブした Giken Access をご提供出来ます。

Giken Access では、

・観測された複数プラットフォームでの75,000以上の日本語全チャンネル

・各チャンネルでプレイされたゲームタイトルの内訳

・ゲームタイトルランキング

・ゲームタイトル別配信チャンネル一覧

等、全ての情報をご覧になれます。

ご利用のお問い合わせは info@giken.tv までお願いいたします。

配信技研NEWS:日本ゲームカテゴリ ライブ配信視聴ランキング (チャンネル) 2020年4月

日本のゲームカテゴリでのライブ配信から視聴時間順での一覧

[Minutes Watched: 視聴時間(分), Hours Broadcasted: 総配信時間, Average CCU: 平均同時接続数]

こちらは Giken Access から集計した、日本語で発信されているゲームカテゴリのライブ配信から、視聴時間順に上位20チャンネルを抜粋したものです。期間は2020年4月1-30日となっています。

今回上位20チャンネルは YouTube, Twitch からの活躍が目立ちましたが、集計は他プラットフォームも観測しています。

  1. jun channel

  2. kuzuha channel

  3. stylishnoob4

  4. fps_shaka

  5. pekora ch. 兎田ぺこら

  6. 兄者弟者

  7. korone ch. 戌神ころね

  8. 鈴原るる【にじさんじ所属】

  9. 舞元啓介

  10. ももたろ

  11. フブキch。白上フブキ

  12. coco ch. 桐生ココ

  13. spygea

  14. miko ch. さくらみこ

  15. marine ch. 宝鐘マリン

  16. さとみ

  17. kanae channel

  18. 渋谷ハジメのはじめ支部

  19. ruytv

  20. 中川翔子の「ヲ」

access

■「視聴時間」を用いて国内あらゆるライブ配信を評価しアーカイブした Giken Access をご提供出来ます。

Giken Access では、

・観測された複数プラットフォームでの75,000以上の日本語全チャンネル

・各チャンネルでプレイされたゲームタイトルの内訳

・ゲームタイトルランキング

・ゲームタイトル別配信チャンネル一覧

等、全ての情報をご覧になれます。

ご利用のお問い合わせは info@giken.tv までお願いいたします。

配信技研NEWS:「COVID-19 vs. ライブ配信」レポート

いま世界的にオンラインライブ配信の視聴時間が伸びている傾向が報告されています([1] [2] [3])。それでは日本市場はいかがでしょう。

[国内での総視聴時間の推移と、国内で発生したCOVID-19にまつわる出来事をまとめた。]

 このグラフは、日本で展開されている各種ライブ配信プラットフォームの統計を併せて一つにしたものです。日本から発信しているユーザーがどれだけ視聴されたか(視聴時間換算)を合計し、日毎にプロットしました。

ご覧の通り、視聴は順調な増加を見せています。数値的には、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が 厚生省指定感染症と告知されてからから、2ヶ月ほどで視聴時間が44%上昇しています(具体的には約8000万分/日)。

本来は、日本の2月は例年視聴が落ちるものです。その原因は明確になっていませんが、正月休みが終わり年度末に向かう中、学生・社会人ともに自由な時間が減ることが推定されます。にも拘らず、今年は2月以降も水準を維持しています。

また、2/28 以降, 3/24 以降と2段階的に上昇していることが特徴です。これはグローバルの統計では出ていない上昇点で、日本独自のものとなります。2/28 は日本政府からの学校一斉休校要請が施行された日であり、3/24 はオリンピック中止が発表された日です。これによって在宅時間が増えたこと・通勤通学の時間が減ったことで、ライブ配信を視聴する人口・時間が増えた可能性があります。ただし、日本の社会人にとってテレワーク導入率は低い水準にあり(Engadget 日本版)、どれほどの人口に可処分時間が増えたかは不明です。そのため、COVID-19 と視聴増加には因果関係は証明できないものの、相関関係は見られるとここでは考えます。

ライブ配信は個々のストリーマーにとって、殊に ノウハウ・マインド 無しには実現できない総合芸術です。在宅文化が奨励されている現在、現役のストリーマーは 手法・経験 が蓄積されるのみならず、ファン数も伸ばしています。今後日本政府の緊急事態宣言が解除されて後もストリーマーは継続して活動する可能性が高く、現在の活動が今後のトレンドの布石となりそうです。


補足1. : 今回の成長について、なにかゲームタイトルが一つ爆発的に伸びた可能性はあるでしょうか?

トレンドを説明する時、なにか一つのゲームタイトルに理由を追求することはよくあります。ただ今回、全ての可能性を考慮に入れるというのは中々難しいですが、多分そうではなさそうです。この時期には新作タイトルで『あつまれ どうぶつ森』(任天堂)などが発売されましたが、新作タイトルたちの視聴時間を合計しても上記「国内44%成長」に足る視聴時間の増加には及ばないからです。むしろ、日本国内の視聴時間が全体的に伸びたと言って良いでしょう。

また、グローバルで人気を博している VALORANT(Game*Spark)は日本ではクローズドβテストに参加出来ないため、今回の集計にはほぼ反映されていないと言って良いです。

補足2.:「現在の活動が今後の布石になる」とは何でしょう?

例えば、個人ではないですが、2月8日 - 3月8日に開催されていた LJL(League of Legends 日本プロリーグ, 公式ツイッター)春シーズンの視聴時間は非常に大きくなっています。昨年弊社が集計した Esports Tiers in Japan でも LJL の大きさは群を抜いていましたが、LJL は昨年の同時期に比べて視聴時間が 40% 増加しています。単純比較が難しいですが、2019年と2020年では2月の視聴時間が32%増加しているため、市場全体の増加率よりも LJL の成長率は大きいと言えるでしょう。

元来 LJL は劇場で観客を動員しチケット販売やファンミーティングを行っていたため、今回の COVID-19 に伴う情勢により無観客試合の処置を取ったことはリーグにとって痛手のはずです。それでも在宅ファンを味方につけ、市場の波以上の視聴増加へ繋げたことは、今後のリーグ運営にも追い風になるでしょう。

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■「視聴時間」を用いて国内あらゆるライブ配信を評価しアーカイブした Giken Access をご提供出来ます。詳細につきましては、以下のボタンよりお問い合せください。

配信技研NEWS:“Ark:Survival Evolved” の視聴増加について

[“Ark:Survival Evolved” について主要ライブ配信プラットフォームでの国内合計視聴時間(日毎)の推移。]

“Ark:Survival Evolved” (以下 Ark)は2015年リリースのアクションサバイバルゲームです。名作のご多分に漏れず、発売当初は多くの人がプレイしていました。しかし発売から5年目に入った今年、日本で Ark をライブ配信しているストリーマーは1日平均:配信者数 3 [名], 合計配信時間 4 [時間], 合計視聴時間 5000-20,000 [分] ほどに留まっていました。

 しかし、2020年1月19日(日)、 VTuber(バーチャル YouTuber, バーチャルライバーとも, 以下 VTuber で統一)であり「ホロライブ」に所属する「coco ch. 桐生ココ」がそのライブ配信に Ark を選択し、事の発端となりました。

来る 1月26日(日)、同じく「ホロライブ」の一員である VTuber 「pekora ch. 兎田ぺこら」が上記「coco ch. 桐生ココ」と一緒に Ark をプレイしライブ配信。この日以降も両者 Ark をプレイし続けており、合計視聴時間が大きく成長しています。これより堰を切ったようにホロライブの VTuber たちがそのライブ配信に Ark を選択するようになりました。

この次の日である 1月27日(月)には、「にじさんじ」所属の VTuber 「ラトナ・プティ -ratna petit -」が Ark をプレイしてライブ配信し、同様にその後も Ark をライブ配信し続けています。

 2月22日(土)にはあらゆる VTuber が同時並行的に Ark ライブ配信を行い、たった一日の合計視聴時間で 41,782,960 [分] を生成しました。これは、国内の全映画館で人間が1日に滞在視聴している累計時間と同等の数値です。Ark の1タイトルのみでこのスケールを実現しています。

[同集計期間中の視聴時間内訳。チャンネル単位。]

 現状、例えば 3月2日(月)に Ark をライブ配信していたストリーマーは:配信者数 43 [名], 合計配信時間 100 [時間], 合計視聴時間 10,820,000 [分] ほどです。週末・平日に差はありますが、連日比較的高い数字で安定するようになりました。Ark はリリース後長い年月を経た後に VTuber の手によって映像コンテンツとして復活したゲームと言えるでしょう。これは珍しい現象です。


 Ark に関して国内直近の50日間合計では、ライブ配信視聴時間上位28チャンネルが全て上記「ホロライブ」「にじさんじ」のいずれかに所属する VTuber であり、国内の当ゲーム合計視聴時間のうち 96.5% が VTuber によって生成されていました。


 上記の現象から、VTuber の日本市場における強力さ、また「ゲームが流行る」ことに対するコミュニティの影響力の大きさを垣間見ることができます。そして「良いもの」に対する認知の広がりとして、広告やプレスリリースといった単方向メディアのみではなく、双方向メディアの重要性を感じられるでしょう。

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■「視聴時間」を用いて国内あらゆるライブ配信を評価しアーカイブした Giken Access をご提供出来ます。詳細につきましては、以下のボタンよりお問い合せください。